五味氏屋敷 ●五味氏屋敷(埼玉県入間市) 江戸初期に旗本五味氏の屋敷があったと伝えられる場所である。 現在は東光寺付近が有力視されている。 先の西にある市川氏屋敷と似ており、ここも小高い丘の山腹にある。 その間を古道が加治丘陵を越えており、現在も車の従来が多い。 鐘撞堂の南は低くなっている為、鳴らせばよく響きそうなイメージがある。 実はそのまま裏山を行こうかと思ったが、無関係者であるので周りこんで行く事に。 住宅地を通って北側に。 奥には物見台らしき建造物があるが、これは配水場である。 実はこれより東はずっと下っており、東から南西までは低く遠くにある狭山丘陵も見える。 丘の上は公園になっているおかげで、自由に立ち入る事ができるのがありがたい。 公園化の際に削平されたのかよく分からないが、結構広々している。 五味氏の屋敷は田谷という所にありと資料にあったが、この谷がそれを彷彿させるような気がする。 それにしてもこのあたりがこれほど景色が良いとは知らなかった。 少々寒かったが、薄暗くなるまでボンヤリと景色を眺めて楽しんでいった。 って事で屋敷に直結する遺構は見つからなかった。 [0回]PR