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勝保沢城 (群馬県赤城村)

猫城の探訪中、ちょっと気になっていた「赤城歴史資料館」へ行ってみる事にした。

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赤城歴史資料館は入館料大人1人100円。
情報を期待して入館するも、メインは古墳時代の土器や農耕具ばかりで城館の事はまったく無かった。
ちらりと赤城村誌を拝見させていただき、退出なり。

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それより気になっていたのはこちらの堀。
そう、赤城歴史資料館は中世期の城である「勝保沢城」の曲輪に建っていたのである。
ここって今まで見てきた旧赤城村の中で一番遺構が綺麗に残っているみたいだ。

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本曲輪と思われる一角は手すりが備わっており、ちょっと進入はできないようだ。
だが草は刈られており、その美しい遺構を見る事ができる。

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何気にここで何枚か写真を撮ってしまった。
この位の堀が残っていると本当に嬉しくなるものだ。
先の津久田城もこの位遺構が残っててくれたらと思ったりも。

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ぐるっと周って堀底をちょっと経由して再び階段を登ると歴史資料館に戻る。
これだけ良い遺構が残されて居るにも関わらず、解説板一つも見つからなかったのは残念だ。
もしかして見つからないだけで、どこかにあったのだろうか?

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駐車場挟んだ反対側の竹やぶも実は堀跡である。
ちなみにこの堀の向かいの寺も勝保沢城内だったというが、遺構は乏しいという。


歴史資料館があるので、この城の探訪に関しては問題無い様にみえるが、
実はその南側は幼稚園でヘタにカメラを持って歩いていると保護者に誤解される恐れがあるので要注意。
でもいい堀を見させてもらって感謝。

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