岡崎城(愛知県岡崎市) 先月、愛知県の城館跡を訪ねて回った。 テーマは「埼玉にゆかりのある武士の城館を訪ねる」というもの。 事前にネットなどで調べて行ってみると・・・遺構は乏しいところが多いのだが石碑が多い事。 そういった意味で愛知県は羨ましいと思ったりも。 早朝、夜行バスで名古屋に降り立った。 天気はあいにくの曇り空で、今にも雨が降りそうな天気だった。 それで名古屋に来て驚いたのは関東のICカードがいつの間にか名古屋の鉄道でも使えるようになった事だ。 そんな事で6時頃の電車に乗って、目指す場所は岡崎市。 何気に今回のテーマだと徳川家康の家臣が多いので、必然的に岡崎・西尾周辺になってしまうのである。 現地についたらレンタカーを借りようと予約入れてあるのだが、レンタカー屋が開くのが午前八時。 待っているのがもどかしいので、いっそ岡崎城でも見に行く事にした。 ここで誤算が一つ、当初岡崎城に行く予定がなかったのでJR岡崎駅に行ってしまったのだが、 実は岡崎城は愛知環状鉄道の中岡崎駅か名鉄の岡崎公園駅が最寄駅であった。 普通ナチュラルな岡崎が中心地ってイメージあるから、真っ先に行ってしまったのだった。 一時間に4本程度の愛知環状鉄道に乗り換えて、中岡崎駅をおりてしばらく進むと、ようやく岡崎城の案内標識がでてきた。 国道248号の地下道を抜け、住宅地を抜けてようやく岡崎城の西を流れる伊賀川へ着いた。 この城もよくある川の合流地点を自然の要害として築かれており、この伊賀川と南の乙川で天然の要害となっている。 かくして城内に侵入。 やはり石垣って迫力がある。 普段は撮影できない石垣をじっくりとカメラに収めてみた。 ようやく岡崎城の天守にご対面。 ・・・確かに松の木が撮影を妨げてる。 天守は早朝という事もあって中に入れない。 こういう近世城郭は見た目が迫力があるので見ごたえはある。 見ごたえはあるのだが・・・遺構の乏しい中世城館に比べて興味がそそられない。 やはり観光地なのだなっと思ってしまったのであった。 かくして時間になったのでレンタカー屋へ向かい、二日間お世話になる車に乗って本来の第一訪問地へ向かったのだった。 [1回]PR