緒川城(愛知県知多郡東浦町) 緒川城所在地 徳川家康の生母於大の方の出生地と言われる場所で、水野氏に馴染みの深い場所である。 埼玉県内にも水野氏に関わる城館跡が二ヶ所あるので、ちょっと遠いが訪ねてみた。 勢い余って城は高い所という認識から於大公園に来た。 でも公園内に設置された地図を見ると・・・町役場より北西の方角だと判明。 ここから歩くのはちょっと遠いので、資料を集める傍ら図書館に停めさせて戴く事にした。 幸い(?)東浦町の図書館は職員さんがコピーを取ってくれる所だったので、待ち時間を利用して緒川城へ。 コピーを依頼して外に出ると・・・雨降ってきてた。 折角愛知まで遠征に来ているのだから時間が惜しい。 ので持参した折りたたみ傘を差して緒川城の方向へ向かう。 ここまで歩いて来るまでには足がズブ濡れ状態に・・・。 この緒川城に近づいた途端の大雨、これは何かあるのか?? 一応現場を記念撮影してみたら、フラッシュに水滴が反射する。 豪雨の中グルッと町内を一回りした所で、非常に目立つ丘がある。 ふむ、これは調べない手はないと思い、その現場に近づく事に。 そこは公園になっており、緒川城の城内であった。 では一番高い所へいける所まで行ってみよう。 そこには緒川城の石碑と解説板がおいてあった。 後の土盛りは物見台か? でもここまで来れたのでちょっと安心。 解説板にはご丁寧にも縄張り図付きであった。 ここはかろうじて残された土塁であったようだ。 って事は先ほどの公園こそ本当の本曲輪だったのだな。 土塁から降りて本曲輪より土塁を見る。 こう見ると唯一のこされた土塁はよい高さがあるのが分かった。 流石に下半身が川に落ちたように濡れているので、この度は撤収する事に。 図書館に帰る途中、排水溝から雨水が噴出しているのを見てしまった。 うーん、ここまで排水処理が付いていけない程降ってるとは・・・ かくして無事図書館に戻り資料をいただき、次なる目的地に行くべく車を安城方面へ走らせた。 ちなみに今回の遠征で唯一の尾張国の城館跡であった。 [0回]PR