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守邦親王仮寓地


当サイトとリンクされている「城跡ほっつき歩き」と「そこに城があるから」で同地が紹介されているので、詳しい事は各サイトへ委ねてっと。
中世城館まがい地候補として名高いこの地は、前々から訪れて見たかった所であった。

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住宅地の奥にある茂みが仮寓地であったとされる八幡神社である。
こうやってみると本当に城館っぽい雰囲気がある。

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八幡神社境内に到着。
この辺りは小川町の市街地に程近いのだが、近くでウグイスが鳴いていたりと実に風情がある。

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解説板にも守邦親王が鎌倉幕府滅亡後、この地に仮寓した際に八幡神社を創建した旨が書かれている。
あくまで言い伝えなので真実か分からないが、もしそうだとしたらワクワクする話だ。

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八幡神社の南側は堀底道とも思える道となっている。
道路の南側はたしかに土塁になっているのだが・・・更に南には県指定史跡である穴八幡古墳があるので、そちらの遺構である可能性も。

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神社の西側の杉林には謎の窪みが・・・かなり浅いものの堀に見えてしまう。

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もう一丁違う角度から。
道路に並行して溝が南北に伸びているのだが・・・写真じゃわかり辛いのが残念。

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溝の北は運動場造成によって喪失してしまっていた。
こちらはかって馬場であったという話も出ており、今昔で運動する場所になっているのは何の因果か。

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実は八幡神社の北東にも怪しげな土塁が存在する。
こうやって神社の周辺を周ってみると、方形館としても不思議でない趣がある。
その真相についてはいつか発掘調査でもする機会があれば判明するのだろう。

ちょっとした散歩もできたし、城館跡であるかは別にして楽しく歩かせてもらった。

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