山田屋敷 今回はちょっと小川町から外れて近くの東秩父村へ。 以前から訪問した事の無かった上田氏家臣である山田氏の屋敷跡へ。 安戸地区の中心付近に「上品(じょうほん)寺」があり、屋敷跡はこの付近らしいのだが・・・ 所在地が曖昧だったので、当サイトとリンクしている「そこに城があるから」の左馬助様が調査をなさっているので、参考にさせていただいた。 どうやら東秩父団地というマンションの付近にあるようなので、早速「山田屋敷」で聞き込みしてみた。 すると最初に尋ねた方がズバリ現代の御当主様であらせられた。 お忙しい最中に関わらず、件の標柱までご案内いただいてしまった。 左馬助様のサイトだと綺麗に標柱が撮影されているのだが・・・今回はちっとフラッシュもつけなかったので大変見づらい。 御当主様のお話によれば、以前は緩やかな傾斜だったのだが、農業器機の機械化によって平坦になったとの事。 という事はここは屋敷跡?それとも屋敷が傾斜に建てられていた? 答えはその奥の茂みにありそうだ。 御当主様の許可をいただき、奥へ侵入する事に。 近年植林されたと思われるその杉の中は、僅かながら削平されたような雰囲気があった。 だがこの先は「関係者以外立ち入り禁止」の標識があったので、やむを得ず引き返した。 御当主様のお話によれば一番上の岩の付近より板碑(年号は聞いたが失念)があるそうだ。 ここまで上がると比較的周囲が見渡せる。 結局どこまでが屋敷跡なのかよく分からぬまま終わった印象があるが、山田屋敷の調査は今回これで終了。 再び小川町に戻る事にした。 参考サイト:そこに城があるから [0回]PR