永田字中居(埼玉県深谷市) しばらくぶりになってしまった旧花園町の城館まがい地巡り。 今回の探訪では最後になった永田字中居へ訪れた。 八幡神社のある辺りが字中居との事。 早速写真中央にある八幡神社へ赴いてみる。 参道が畦道になっていて車は通行不能(?)のようだ。 こうやってみるとなんとなくのどかでいい感じがする。 少々日差しが強かったので、池のほとりにて一休み。 なんとなく堀に見えてしまうのがイケナイ症状。 八幡神社より田んぼを挟んで向い側に長楽寺というお寺がある。 ここの境内には宝篋印塔や板石塔婆が設置されていた。 八幡神社を鬼門除けの配置とすると、中居の本体はこの長楽寺か? でも遺構がまったくないのでなんとも言えず。 戦国末期には(おそらく猪俣党の)野邊氏がこの辺りに住んでいて、非常時には鉢形城へ駆けつけるようになっていたようである。 近くの石碑の名簿を見ると、今も野邊さんが数名居られるようである。 [0回]PR