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南牧の城館跡探訪、その後


笹の平砦後は標高の高い城館跡が多いので、安全を考慮して遠景だけの撮影となった。

●布山城
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笹の平砦より西にあり、南牧村役場の北にある山城であるが、麓から見てもかなり標高の高そうな城。
そもそも今回は聞き込みをするために来たのに、この城の登り口を聞くのをすっかり忘れてしまっていた。

●城の腰の砦
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砥沢城に隣接する山に築かれた砦で、所在地からして東方への視界が悪い砥沢城の補助的役割を果たす砦と言える。
ここと布山城の間は蝉(狭水)の渓谷という深く切り込んだ谷があって、ここの景観を見るのも楽しかった。

●砥沢城
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この辺りで最も遺構の規模が大きい城で、この周辺の城館跡を取りまとめる主要城と思える風格がある。
南牧川と渋沢川に挟まれた細尾根上に築かれた城で、東は麓の砥沢地区から最上部は林道の付近まであるようだ。
主郭に送電鉄塔が建つ予定であったようだが、歴史ある城郭があるので郷土の皆様が頼んで20mずらして現在の位置に作られたという経緯があるそうだ。
ここは範囲が広いので時間を多めに取って探訪するようにしたい所。

●羽沢の砦
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この辺りの城館跡で比高差が少なく、最も簡単に訪問できそうな場所である。
元小学校の辺りがその砦跡で、堀切があるらしいのでここは訪ねようと行ってみた。
学校(写真中央左の白い建物)は今は生涯学習センターとなっており、元校庭は駐車場になっている。
そこの職員さんに城の事を訪ねたら、以前群馬の城郭研究の第一人者である山崎一先生と山城の調査に同行した事があるそうで、山城の事を熱く語ってくださった。
もちろんこの周辺の山城についても詳しく、閉館時間間近の忙しい時間にも関わらず色々とお教え下さった。
今度行く時には時間のゆとりを持って行きたい所だ。

そんな事で遺構だけ見に行ったが・・・
resize4811.jpg
ちっと写真がブレてしまったが、屋敷跡としての標識があるのでその先に行ってみた。
しかし、途中で道が途絶えて行き方が分からなくなってしまっていた。
周辺も暗くなり始めていた事もあって、遺構を探すのを断念した。
resize4812.jpg
下から堀切推定場所を見るが・・・これが堀切?
ここからの探訪はまた次回に持ち越しという事に。

●鷹ノ巣城
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こちらは南牧川を下って下仁田の中心街から見える素敵な城。
信号待ちでヒマなので、片手間に撮影したので写りが悪い。
この遠景をみると、この城もきつそうだが訪ね甲斐がありそうな雰囲気がある。

かくしてほぼ遠景のみで今回は終わったが、まだ奥にある熊倉城・熊倉東城・星尾城は遠景すら見ていない。
他にも城の推定地は幾つかあるようなので、またの機会に南牧村に赴く必要がありそうだ。

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