太田部離山狼煙台(長野県佐久市) 長野県に入って第一に訪れた城である。正確に言えば狼煙台になる。 時間は今朝の5時、長野県は素晴らしい霧に包まれている。 離山という名前に相応しく、その狼煙台は水田にポツンと取り残されたようにある。 南側からのアクセスを試みる事にした。 QBBチーズでおなじみの六甲バター社の工場側の道を通り、普通車じゃちょっときつそうな道にたどり着く。 オフロード車でも好き好んで行かない方が良さそうな道である。 途中で意味ありげな平場が段々状に設けられている。 果たしてこれは狼煙台の遺構か?それとも? 離山の上辺りに来た所、霧がかかっていて視界が悪いが千曲川沿いの景色が一望できる。 他からもこの離山の形状が目立つため、目印になる事は間違いなさそうである。 平場はある・・・平場はあるがこれを狼煙台の遺構と決める決定打に欠く。 それにしても草が濡れていてズボンが湿ってきた。 ここなんか堀切に見えなくも無いのだが・・・ここまで曖昧な地形だと城の遺構にも見える見えないで困ってしまう。 離山を降りてくる最中、恐らく小海線の始発電車と思われる列車の通る音が聞こえた。 周囲は広々としているため音が一段と大きく聞こえた気がする。 って事で次なる場所に移動することにした。 場所 [2回]PR