奈良梨館(埼玉県比企郡小川町) 小川町の中をグルグルと巡っている内にかなり日が傾いてきてしまった。 今回最後の訪問となったのが奈良梨館。 ここも良い遺構が残るというが・・・では早速探しに行くことに。 いつも通っている県道。 でも何故かここに遺構があると知りつつ、通過してしまっていた。 今回はしっかり拝見していく。 ピクン!!! 我が「城館レーダー」がこの辺りで反応を示した(笑) こういう藪の中こそ遺構ありといういつもの習性で見た所、やはり土塁があった。 でも悲しい事に写真写りが悪い為この迫力をお見せできないのが至極残念。 更に堀が土塁から少し離れた所にあったので撮影した・・・ だめだ、全然堀の様子が分からない・・・。 いつか地形だけ撮影してくれる城館探訪者向けのカメラが開発される事を願ってしまう。 流石に今からこの竹薮に突撃するのは萎えるので、道路の反対側へ。 西の方が少し高まっており、そこへ入ると立派な削平地がある。 土塁に見える所は高台になっているのを見ると、この辺りも立派な遺構か? コレだけ見ると立派な城館遺構に見えてしまうから恐ろしい。 でも今まで存在を知っていながら訪問しなかったのが後悔するほど良い遺構があって良かった。 その後かなり眠かったので、興奮した奈良梨陣屋の堀の脇で車を停めて昼寝させてもらった。 ちっと目が醒めたら、他の陣屋訪問者の方がちょっと邪魔そうにされていた。 それに気付き速攻でその場を後にしたのだった。 (基本人見知り激しい性格?なので地元の方への聞き込み以外では人との接触は避けている) その時の方、探訪の邪魔をしてごめんなさい。 かくして小川町の平野部を現在把握できる限り歩いて見たが・・・ 家に帰ってみて「中爪遺跡」を訪問し忘れてしまっていた。 こうしてこの日の城館探訪を終えたのだった。 [0回]PR