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春の狭山はさらさら行くよ

資料を集めて時来たりとぶらり狭山の城館跡を訪ねる。
明確な遺構は「城山砦」でお馴染みの柏原城ぐらい。
だが、中世期の城館跡の香りはここのみならず、市内の所々から出てくる。

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調査のついでに柏原城の周りをちょっと通る。
城の脇には桜があり、手前の畑が大変いい光景を描いている。
この光景いつまでも残していて欲しいと願うばかり。

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青柳地区の氷川神社の鳥居より。
桜の木と赤い鳥居がとても合っていて良い。
既に境内の桜は散り始め、桜吹雪が風に乗ってあたりに舞っていた。

って事で資料を幾つか入手し帰宅したのだが、さらに難問が・・・
奥富地区で源義家が奥州平定の帰路でこの地に一族を置いたという伝承。
これは戸張の地名がある所に求めてよいのか謎だ。
また入間市藤沢は源氏の落武者である藤沢二郎影親という武士がいたという伝承。
入間の小字を調べても直接館跡を示す地名が見当たらないのでこちらも苦戦しそうだ。

他に「中内手」「前内手」「四郎館」という小字もある事がわかり、
狭山・入間地区の城館調査はますます混戦の様相を呈しているようだ。

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