群馬の博物館巡りの旅 「城逢人」の史進さんの情報を元に群馬県の博物館三ヶ所を巡ってきた。 事もあろうかどこも今日までの企画展だったようで、仕事でへばった身体に鞭を打って出動した。 まずは群馬県立博物館を訪ねたが・・・ここが一番面白くなかったかも。 内容が薄い上に一番不満なのが入館料が600円と割高。 せっかく行ったからと入ったが、もう中に入る事は無さそうだ。 ・・・でも山崎一先生の本は欲しかったかも。 次は新田荘歴史資料館へ。 ここは200円の入館料で内容もそこそこ充実していてかなり満足。 資料館の前には新田神社に戦勝祈願する新田義貞公像があったので、写真撮りまくり。 いつか武将銅像シリーズってコーナーを開きたくなってくる。 そして最後に太田市立史跡金山城跡ガイダンス施設へ。 行政お得意の箱物のような所だが、内容はそこそこ良かった。 展示されているフィギュアが精巧に作られていたのでマジマジと見入る。 あと金山城の映画(案内動画?)もなかなか良かった。 んで肝心の企画展は金山城の発掘が主な内容であった。 折角数年ぶりに金山城近くまで来たので、金山城を訪ねる。 過去に行ったのは上州名物からっ風の吹く冬場ばかりだったので、印象がかなり違った。 当時は石垣に目を奪われていたが、今回は土木遺構中心に見入る。 特に囮曲輪の先にある写真の大堀切がとっても良かった。 あと金山城の南方は見渡す限り関東平野が広がっているので、中世城郭に居ながらにして地球が丸い事を実感できた。 それを見ながら風に吹かれて昼寝させてもらった。 うっかり日没近くまで寝てしまったので、日没までに周辺の中世城館を拝見させてもらった。 今回は四件訪れたが、その殆どは宅地及び耕地になっており、遺構の保存状態は悪い。 でも・・・富田館の土塁はちょっと感動した。 やっぱり上州の城はいい、寒い季節に訪れてまったりと乏しい遺構を見て楽しみたい所だ。 [2回]PR