平尾富士砦(長野県佐久市) 平尾富士砦所在地 平尾山には平尾城(別名秋葉山城)と平尾富士砦の二つの城郭があるという。 最初スキー場化されているとの事で行けるか心配だったが、行くだけ行って見た。 場所は上信越自動車道の佐久平サービスエリアの北にそびえる山なので、スマートICを利用できる人はもう着いたようなもの。 駐車場豊富なので車の停め場所に迷うことないのが良い。 平尾山公園では行った日昆虫のイベント開催中だった。 虫は触りたくも無いが、興味のある人にはたまらないイベントなんだろうな。 流石に季節は夏なのでスキー場に雪はない。 その代わり斜面をすべり降りるソリの様な乗り物がお子様方に大人気。 ちなみにゴンドラは片道350円で自分の感覚では高め。 近くの売店でソフトクリームが売ってたので、乾いた喉をそれで潤わせ、その高めのリフトに乗ることにした。 そんな事でリフトに搭乗中。 足をブラブラさせられるので足首を軽く回したりして、徐々に上がっていく景色を楽しむ。 なんか山頂付近に雲が出てきているように思えたりも・・・しかもゴロゴロ言っているし。 平尾富士砦へ行くにはもう一回リフトに乗ると楽。 しかし、再び350円の運賃がかかるのがきついかもな。 そういえば乗る時に係員の人に「停電になったらリフトは止まりますのでそのまま待っていてください」と言われている。 そういえばさっきゴロゴロと雷みたいな音がしていたが、そういう事なのか。 このリフトに乗りながら雨に打たれるのは・・・キツイ。 そうこうしている内に一番上へ。 「雷が鳴っているので早めに戻って下さい」と係員の方に言われ、速攻で平尾富士へ向かう。 今のところは日差しはあるが、北の軽井沢方面からは雨雲らしき雲が迫っていた。 まったく麓から登るに比べたらだいぶ時間短縮されているので、急いで上っていく。 しばらくすると堀切が現れる。 平場だけでもあればと思っていたので、堀切の出現は嬉しい。 でもそろそろポツポツと雨粒が頭を穿ちは始めたので、急がねば。 平尾富士砦の平場(本曲輪) 結構削平されており、この地方の狼煙台のレベルはこちらとしてはかなり豪華な遺構。 平尾富士砦からの眺望は佐久平を一望できる絶景。 雨がポツポツとしてなければしばらく眺めていたのだが・・・写真を何枚か撮って撤収。 ちょっと降りた所で再び振り返る。 この様に周囲の木は伐採されている為、見晴らしは良かった。 段々降りが激しくなってきたので、やむを得ず非常事態用の携帯カッパを装着。 安い携帯カッパなので一回ポッキリなのだが、濡れて降りるよりかはマシか。 かくして雨のお陰で途中で平尾城に立ち寄る予定が立ち寄れなくなってしまった。 さてさて、今日は雨が降り始めたし・・・どうするか。 [0回]PR
池端城(長野県佐久市) 池端城所在地 『佐久市志 歴史編(二) 中世(以後市志と呼ぶ)』によればこの城は今までその存在を知られていなかったという謎の城である。 確かに謎の城と言われるだけあって、何処にあるのか分からず・・・。 一応その所在地に行ってみた。 特に『市志』を読まずに来た自分は、この右側(南)にある山に池端城が築かれたのだなっと思い込み、周辺を調査しようとした。 でも今日はもう藪などに入りたくない気分で一杯になっていたのだった。 平場があるようにも見えるが・・・この丘全体を調べてみない事にはわからん。 かくして今回も特に調査をする事無く撤退したのであった。 [0回]
志賀城(長野県佐久市) 志賀城所在地 武田晴信(信玄)の志賀城攻めで印象のあった城である。 この佐久地方に対する晴信の徹底した虐めは家臣の横田備中守高松に諫言されてしまう程酷かったようである。 その舞台になった志賀城まで来ることができたので、さっそくその遠景を見てみよう。 真正面から見た志賀城(写真真ん中の山)。 うーん、行こうかと思っていたが、先の内山城に行った時に結構体力を使ってしまったので行く気が・・・ あと、城の登り口を見つけるのも・・・ちっと面倒になった。 (ネット検索したら南麓の雲興寺に登り口があるらしい) かくして今回は遠景を撮っただけで探訪は挫折。 かって同日に山城四ヶ所訪問していた時代が懐かしく思えてきた。 [0回]
浅井城(長野県佐久市) 浅井城所在地 鳥坂城の東に位置する城で、香坂川が周囲を巡るように流れている。 こちらの方は小高い丘がある為に写真で見ても一目で分かる。 北側は民家および畑になっており、立ち入るのが少々戸惑われる。 思い切り私有地っぽそうに見えてしまう。 別角度からもう一度城内を撮影。 段々状の地形に見えるが実態はいかに? (やはり入ってみてくれば良かったかも) って事で遠目に見るだけで侵入すらできなかった浅井城であった。 [0回]
鳥坂城(長野県佐久市) 鳥坂城所在地 鳥坂(とさか)城は中央図書館などの併設されている牧場の東側に位置する城である。 南は志賀川と西は平尾用水となった谷にはさまれた地形で、それを利用した城のようだ。 現地はというと・・・いたって畑になっている。 遺構らしき所といえばこの堀跡と伺われる窪地であろうか。 舌状台地の先端である南西方向を区切るようにこの窪地は延びているので、堀切の一種であったと思われる。 ちなみにここもまた見晴らしは良い。 東を見ればかなりの要害に見える閼伽流(あかる)山城が見える。 ・・・この山容を見るととても今日行く気になれなかった。 手持ちの地図によれば山腹の千手観世音堂まで道があるようなので、それを利用すれば探訪できるかも知れない。 閼伽流山城を見てもそうだが、凄い所に城を築いたものだ。 ちなみにこの山を上信越自動車道がトンネルで貫通している。 それにしても信州は景色がいい。 改めてこうして訪れられた事を嬉しく思ったりも。 [0回]