山田屋敷 今回はちょっと小川町から外れて近くの東秩父村へ。 以前から訪問した事の無かった上田氏家臣である山田氏の屋敷跡へ。 安戸地区の中心付近に「上品(じょうほん)寺」があり、屋敷跡はこの付近らしいのだが・・・ 所在地が曖昧だったので、当サイトとリンクしている「そこに城があるから」の左馬助様が調査をなさっているので、参考にさせていただいた。 どうやら東秩父団地というマンションの付近にあるようなので、早速「山田屋敷」で聞き込みしてみた。 すると最初に尋ねた方がズバリ現代の御当主様であらせられた。 お忙しい最中に関わらず、件の標柱までご案内いただいてしまった。 左馬助様のサイトだと綺麗に標柱が撮影されているのだが・・・今回はちっとフラッシュもつけなかったので大変見づらい。 御当主様のお話によれば、以前は緩やかな傾斜だったのだが、農業器機の機械化によって平坦になったとの事。 という事はここは屋敷跡?それとも屋敷が傾斜に建てられていた? 答えはその奥の茂みにありそうだ。 御当主様の許可をいただき、奥へ侵入する事に。 近年植林されたと思われるその杉の中は、僅かながら削平されたような雰囲気があった。 だがこの先は「関係者以外立ち入り禁止」の標識があったので、やむを得ず引き返した。 御当主様のお話によれば一番上の岩の付近より板碑(年号は聞いたが失念)があるそうだ。 ここまで上がると比較的周囲が見渡せる。 結局どこまでが屋敷跡なのかよく分からぬまま終わった印象があるが、山田屋敷の調査は今回これで終了。 再び小川町に戻る事にした。 参考サイト:そこに城があるから [0回]PR
箕輪の北廓 ここはまがい地・・・ではなく一応城館跡とみなされている所。 小字もそのまま「北廓」と「中廓」がある。 おお、こんなところにもう遺構が! って思ったがちょっと様子がおかしい。 ふむ、どうやら「とうかん山古墳」という古墳のようだ。 でもこんだけ住宅地にありながらこれだけの保存状態って凄い。 早速ではあるが、登らせていただく事に。 なんだか上がった瞬間、「屋根より高い~古墳の上~」ってメロディが。 そうだ、今は五月だからそんな歌が出たんだと自身を納得させる。 うーん、この辺りなんか一瞬山城なんじゃないかって錯覚を起す位に素敵だ。 ここは東松山市の野本氏館のように古墳を物見台に使っていたんじゃないかって思う。 肝心の城館跡は宅地化されて見られなかった。 この辺りには亀井六郎清重という者が槍を突いたら水が湧き出た「亀井の井戸」伝説がある。 もしかしてここに住んでいたのもその亀井六郎なのか? 今のところ謎である。 こんな感じで旧大里町のまがい地めぐりを終えた。 てかもう時間も夕方で、ちょいとヘロヘロになりながら帰宅したのだった。 [0回]
津金氏陣屋 本畠(本田と畠山の語呂合わせ)地区を離れ、荒川を渡って旧川本町の市街地へ。 次に訪れるのは江戸期の陣屋で甲斐の津金氏が居住していたという陣屋へ。 川本町史に掲載されている推定の町割りによれば、この知形神社が陣屋の東端に接した位置しているようだ。 という事はこれより西側が陣屋の敷地になる。 ここも何気なく気付かなかったが、陣屋の南側の折れのようである。 今は県道が陣屋を貫通してしまった為、より当時の面影を失ってしまっている。 陣屋の内部の畑にさいている花。 あれっとこの花はなんて言ったっけか? (花の名称に非常に無知であったり) 陣屋の西隣には今は無い天沢寺の北西側には津金氏の墓所が。 津金氏に関しては当サイトに掲載したので、ここでは省略する。 → 津金氏陣屋 かなーり寄り道してしまったが、本題のまがい地めぐりに向かう事にした。 [0回]
まがい地めぐりもいいものよ 今回、旧大里町のまがい地を巡るたびに出かけてみた。 でも出かけてみると・・・立ち寄りたい所が出てくるのがミステリー さて今回は数年ぶりに訪れた嵐山町の大蔵館。 ちっと草が生えてきているが、程ほどで良さそう。 前回は大蔵神社付近しか歩かなかったので、館跡推定部もしっかり回る。 いやはや、これだけ宅地化されていてもこの土塁は嬉しいものだ。 そのままグルグルっと外周を回ってみると・・・ 大蔵館の西側はいい!! 耕地の向こうにあの土塁を残した遺構があるかと思うと、かなりワクワクする。 畑の道端で何度も写真を撮ってしまう。 その大蔵館西側に来て気付いた事。 西方の小倉城(写真中央の低山)が丸見え。 ここならバッチリ狼煙を上げても見える。 改めて中世期の城館跡の所在地は無駄がないのだなっと感じた。 その後菅谷城の博物館へ立ち寄った。 節電の為か重忠ロボットが死んでたのが非常に残念だ。 かくして旧大里町に行く前に寄り道をしていくのであった。 [0回]
爽やかな柏原高原 先週に引き続き狭山市の城館調査をする。 今朝は曇っていたので天候はどうかと心配したが、日中はよく晴れてくれた。 途中で柏原で一休み。 特にこの柏原高原(と勝手に命名)の広々とした風景は実に心癒される。 たまに自衛隊の飛行機が飛び立っていくけど、鉄塔と青空がマッチしていてとても良い。 ちょっと距離を歩いたが、大変のんびりできた1日だった。 [0回]